いよいよ最終回...
少しでも育児のコツとして、
みなさんのお役に立てていると嬉しいです♡
今回のいっくんの悩みも、子育てママは一度は通る悩みのはず。
《おもちゃの貸し借り》
いつもの風景を想像してみてくださいね。
①わが子がおもちゃを使っていて、他の子が「かして~」と言ってきた場合
②他の子がおもちゃを使っていて、わが子が「かして~」と言った場合
①の時、ママはどのような声掛けをしていますか?
「ほら、他の子も使いたいからかしてあげようよ!」
と言ったことありませんか?
②の時はどうでしょう。
「ほら、まだ他の子が使っているから、他のおもちゃであそぼう!」と
声掛けしていませんか?
この2つ、矛盾しているってわかりますか?
①でおもちゃを貸してあげたわが子は、
②の時に、当然のように自分の手におもちゃがくると思いますよね?
だって、そうするようにママが声掛けしたから。
なのに!
自分の手にはおもちゃがこないし、
ママは違うおもちゃで遊ぶように声掛けしてくる。
遊びたいおもちゃで遊べない。
結果、どうなると思いますか?
泣きますよね~(涙)
じゃあ、どうすればよいか。
今回の①と②の例でご紹介します。
①わが子がおもちゃを使っていて、他の子(A)が「かして~」と言ってきた場合。
わが子がまだおもちゃで遊んでいる時は、
(A)への声かけ
「まだ遊びたいから遊び終わったら持っていくね」
わが子への声かけ
「遊び終わったらおもちゃ渡しにいこうね」
②他の子(A)がおもちゃを使っていて、わが子が「かして~」と言った場合。
まだ(A)が夢中で遊んでいるときは、
(A)への声かけ
「遊び終わったら貸してね」
わが子への声かけ
「(A)が遊び終わるまで待ってようね」
この時はよくて、この時はダメ。
この対応は、子どもが混乱し、より強い泣きに繋がります💦
この声かけを続けることで、他にも良いことが🌟
《待つことができるようになる》
遊び終わったら待っててくれた子へおもちゃを渡しに行く経験。
遊び終わるのを待っていたら、おもちゃで遊べた経験。
この成功体験が、ただのおもちゃの貸し借りだけではなく、
待つ=自分の願望が叶う
というルールとして、子どもが獲得してくれるんです!
ぜひ、試してみてくださいね♪
この記事で、キミと一緒に~育児のコツ編~は最終回です。
少しでも育児中のママたちのお役に立てますように。
ママパスポート長岡京
紙面イラスト協力 にふみん 内容協力 ともちゃん
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